クラッチレバーの縦方向の角度調整
用意するもの
・10mmレンチ
注目!
クラッチレバーの縦方向の角度(高さ)を調整します。
調整作業には特別な部品や工具を必要としませんので、誰でも手軽に作業を行えると思います。しかしその作業の手軽さに反して、得られる効果は思いの他大きいので、クラッチレバーの操作感に不満を感じている方はどうかチャレンジしてみてください。

今回の作業を行うことで、左サイドのミラーの角度にも変化が発生してしまいます。クラッチレバーの角度の調整作業が終了したら、併せてミラーの角度も調整するようにしてください(参照: ミラーの角度調整)。
写真の赤い矢印の先にあるボルトを、10mmのレンチを使用して緩めてください。ある程度緩めると、クラッチホルダーが可動可能になります(ボルトは取り外す必要はありません)。

実際に乗車した状態で、レバーの操作感が一番フィットする位置にホルダーの角度を調整します。ホルダーの仮どめ作業にスムーズに移行出来るよう、予め自分の手の届く範囲に10mmのレンチを用意しておきましょう。
写真の様にクラッチレバーの角度が変化します。
指の短い人は(かく言う私も指は短い方です)レバーをなるべく水平に近い角度に調整するようにしましょう。操作感が格段に向上するはずです。

ホルダーの仮どめを終えたら、再度クラッチレバーの操作感を確認します。特に問題がないようであれば、ボルトを最終的に固定し、作業を終了します。