WR'S オールアルミスリップオンマフラー(インナーバッフル未装着)
メモです。読んで下さいね。
WR'S オールアルミスリップオンマフラーはインナーバッフルを取り外すことで、その本来の性能を発揮することになります。メーカーが発表している製品出荷時の騒音自主規制値はインナーバッフルを装着した状態で測定した数値だと思われるので、インナーバッフルを取り外す際は排気音による近隣住民等への影響・迷惑には充分に留意してください。以下は参考までに(WR'Sのホームページから抜粋)。

部品番号 【0−40−SO3204】

・シャーシダイナモによる徹底した性能追及など、フルエキゾーストの開発の基本コンセプトはそのまま
・オールアルミ製ダウンタイプスリップオン
・ストレート排気構造サイレンサー、105パイアルミ使用(インナーバッフルは取り外し可)
・出荷時騒音自主規制値 90db
最初に音量・音質の変化から、、、
とは言っても、音量に関しては単純に増大しているだけなので割愛することにします。基本的には直管に近い、爆音仕様だと思ってください。

まずアイドリング時の変化ですが、、、
インナーバッフルを装着している状態に比べると、音質は明らかに攻撃的なものに変化しています。しかしアイドリング時から6500rpmまでの音質はバリバリと割れた音で、個人的にはあまり好みではありません。ただし6500rpmを過ぎたあたりからマフラーに排圧が充分にかかり、乗り手をその気にさせてくれるレーシーなサウンドに変化します。う〜ん、この音には本気でシビレるのぉ。

※これはあくまでも乗車状態での感想です。
次に肝心の出力の変化ですが、、、

基本的にアイドリング時から7000rpmまではトルクが細くなり、純正マフラーに比べると力強さはありません。しかし7000rpm前後から11000rpmまでは純正マフラーに比べるとタコメーターの針はスムーズに上昇し、車体がしっかりと前に進んでいるのが体感出来ます。しかし11000rpmからレブリミットまでは吹け上がりこそ純正マフラーよりも優れてはいるものの、パワー感があまりなくただダラダラとエンジンが回っているだけのような印象を受けます。恐らくこれはWR'Sのマフラーに問題があるのではなく、私のバイクのコンディションのほうにこそ問題があるのだとは思いますが。

私は特にインナーバッフルを外すことを推奨はしませんが、一度ぐらいはインナーバッフルを外した状態でのエンジンの吹け上がりを体感して欲しい気はします。