ミラー交換 PartU
用意するもの
・17mmレンチ
・綿棒
・潤滑油(呉工業 5-56等)
・ゼファー純正ミラー
注目!
ミラーの交換をします。
実は少し前に四輪車との接触で転倒してしまい、ミラー本体のみならず、ステーの方にもダメージを負ってしまいました。そこで今回は前回とは違い、ステーごと全く別のミラーに交換することにします。

ミラーは、乗車時に自分の後方を確認するための唯一の手段であり、部品です。デザインやすり抜けをするときの利便性のみを追求するのは、結局自らの身を危うくすることにつながるので、絶対にお止め下さい。

ミラー本体のみの交換を望まれる方は、下記のページを御覧ください。
・ミラー交換
今回新たに取り付けるミラーです。
某ネットオークションを通じて、中古の物を入手しました。このミラーはゼファーの純正品なのですが、SUZUKIのバイクであるBanditにも問題なく取り付けることが出来ます。

今回、何故わざわざ他社製であるはずのゼファーのミラーを選択したのかというと、ミラー部分の面積が単純に大きかったことと、広角であるために、乗車時に後方の視界をよりワイドに確保出来るからです。
車体から取り外す前の純正ミラーです。
車体左側のミラー(写真では向かって右側)の角度調節機能(縦方向)が、転倒によるダメージにより、完全にツブれてしまいました。写真からは判別出来ないかとは思いますが、角度がかなり上向きにズレてしまい、後方よりも上空を映すような按配になっています。角度調節用のナットが一部破損してしまっているために、修正の施し様がありません。
写真の矢印の先にあるナットを、17mmのレンチを使用して緩めます。
ナットが固着していて緩みそうも無いときには、呉工業の5-56等を吹き付けてから、再度試みてください。

ミラー自体に特に問題がないようであれば、メガネレンチが使用出来ます。
メガネレンチを使えば、驚くほど簡単にナットを緩めることが出来ます。ミラー本体をステーから先に取り外し、メガネレンチにステーを通すようにして、ナットにレンチをかけてみてください。

ナットを緩めることに成功したら、今度はステー部分を手に持ち、反時計回りに回転させていきます。取り外したミラーは何処か安全な場所に保管しておきましょう。
ミラーを無事に取り外したら、ホルダー部分の清掃をします。
写真の矢印の先に、綿棒等を差し込んで、鉄粉などの汚れをキレイに除去してしまいましょう。綿棒の綿部分に呉工業の5-56等を含ませると、汚れは一段と落としやすくなるのですが、ミラーを取り付けた際に緩みやすくなるというネガな傾向が出てしまいます。5-56等を使用する場合には、清掃後にしっかりと油分を拭き取るようにしてください。
ホルダーにミラーを取り付けます。
取り外すときとは逆に、ミラーを時計回りに回転させながら、ホルダーに取り付けていきます。もうミラーがこれ以上回転出来ない位置にまでホルダーに差し込まれたのなら、今度は乗車時に自分の後方が確認出来る位置まで、ミラーを反時計回りに回転させて戻します。
満足出来るミラーの角度が見付かれば、そのままミラーに付属しているナットでホルダーに仮止めしてしまいます。

仮止めの位置でミラーの角度に問題がなければ、ナットを締め込んで、ホルダーへミラーを完全に固定してしまいましょう。ナットの固定には取り外すときと同様に、17mmのレンチを使用します。

以上でミラーの交換作業は終了です。