ヘッドライトの光軸調整
用意するもの
・10mmレンチ
・プラスドライバー
注目!
250ccのバイクは車検がないこともあって、あまりヘッドライトの光軸を点検する機会がないように思われます。しかし、きちんとヘッドライトの光軸を調整することで夜間の走行が安全かつスムーズになり、また他人に思わぬ迷惑をかけてしまうこともなくなるので、半年に一度ぐらいは光軸の点検をすることをお薦めします。

注意!: ヘッドライトの光軸の点検・調整は必ずライトの向きをLOW側にしてから行うようにしてください。
最初に光軸の上下方向の調整を行います。そのためにはまず車体の右側にある矢印の先のボルトを10mmのレンチで緩める必要があります。

上記のボルトをある程度緩めると、ヘッドライトユニットを上下方向に動かすことが可能になるので、壁などにヘッドライトを照射させて光軸が水平方向よりも若干下向きにくるように調整します。

調整が終わったら先程緩めておいたボルトを締め直して、ヘッドライトユニットをしっかりと固定してください。
次に写真の矢印のところに光軸の左右方向を調整するためのネジがついているので、プラスドライバーを使用して調整作業を行います。このネジを左に回すと光軸がバイクを正面から見て右方向に、右に回すと左方向に動くので、上記の上下方向の調整のときと同様に壁などにヘッドライトを照射して実際に光軸を確認しながら作業を進めるようにしてください。

以上で調整作業は終了です。