ハンドルバーエンド取り付け
用意するもの
・10mmレンチ
・ハンドルバーエンドに付属していたヘキサゴンレンチ
・ハンドルバーエンド
注目!
某ネットオークションで入手したメーカー不明のハンドルバーエンドを取り付けます。自分のBANDITはアップハンドル仕様にしたときに、ハンドルバー付属のバーエンドをそのまま装着していたのですが、つい先日走行中にそのバーエンドが脱落してしまいました。そこでちょっとした気分転換も兼ねて、新たにハンドルバーエンドを購入し、取り付けることにしました。取り付け作業はいたって簡単で、また作業に関して特に注意するような点もありません。
これが今回購入したハンドルバーエンドです。
写真に写っているように、取り付け用のヘキサゴンレンチが親切にも付属しています。ただし残念ながら、ハンドルバーエンドのひとつに不具合が見付かったため、そのままでは取り付けが不可能な状態でした。そのため、ホームセンターで新たに必要な部品を購入し、バーエンド自体にも多少の加工を施さざるを得ませんでした。
写真は正常なほうのバーエンドです。
@のところにあるボルトの頭に付属のヘキサゴンレンチをかけて固定し、Aのところにあるナットを10mmのレンチで締め付けていくことで、中間のゴム部分をプレッシャーによって膨張させるという仕組みです。ハンドルバーに取り付ける前に予めハンドルバーの内径に合わせて、ゴム部分をある程度膨張させておくようにしましょう。
今回走行中に脱落したバーエンドは幸いにも(!?)右側だけでした。オークションで落札した商品が手許にくるまで、ハンドルバーの中に雨や異物が入り込むのを防ぐため、少々見栄えは悪いのですが、キッチンタオルを詰め込んでおきました。もちろんバーエンドを取り付ける際には、このキッチンタオルは予め取り除いておきます。

バーの中には相当の汚れが付着している可能性があります。
新しいバーエンドを取り付ける前に、ウエスやキッチンタオル等でバーの中をしっかりと清掃しておきましょう。このとき間違っても呉工業の5-56等を使用してはなりません。5-56にはサビを落とす力も確かに備わっていますが、ベースとしての性能はあくまでも潤滑油です。5-56が付着した状態で製品を取り付けた場合、将来的に脱落を招くおそれがあります。
上記のキッチンタオルを取り除いたら、いよいよ新しいハンドルバーエンドを取り付けます。取り付け方は単純にハンドルバーに差し込むだけなのですが、表現としては「差し込む」というより「ねじ込む」というほうが正しいように思われます。このとき、ハンドルバーとバーエンドのゴム部分の径がある程度接近していないと、あとからヘキサゴンレンチで締め込むことが不可能になるので、取り付け時に少々キツくて苦労するぐらいの方が良いでしょう。

ハンドルバーにバーエンドを無事差し込めれば、あとは写真の矢印で示しているところにあるバーエンド部のボルトを付属のヘキサゴンレンチで締め付て作業は完了です(このときボルトと一緒にナットまで回ってしまっているようであれば、ナットとゴム部分を瞬間接着剤などで固定してしまいましょう)。最後にバーエンドを手で引っ張ったりするなどして、しっかりと取り付けがなされているかチェックしましょう。また走行中に緩みが出てこないか、しばらくは走行前、走行後に注意するようにしましょう。