ハンドルブレースバー取り付け
用意するもの
・5mmヘキサゴンレンチ
・透明テープ
注目!
ハンドルブレースバーを取り付けます。アップハンドル仕様のバイク及びスクーターはハンドルバーの剛性が構造上どうしても不足しているので、ブレースバーの装着を強くお奨めします。特に長期間使用されてきたハンドルバーは剛性がより一層低下しているはずなので、ブレースバーの装着による効果はテキメンかと思われます。

ブレースバーを取り付けることにより、旋回時の剛性感・応答性が格段に上昇します。また四輪車のタワーバーのように装着によるデメリット(車体への入力を逃がせない等)は全くないので、ブレースバーは安価で多大な効果を得られる、本当に素晴らしい部品だといえます。
今回取り付けるブレースバーです。
このブレースバーは某ネットオークションで落札・入手したもので、状態は未使用品ではなく、一定期間を使用されてきた中古品です。ですが特に大きなキズや歪みはなく、取り付け及び使用に関して大きな問題はなさそうです。

ちなみにこのブレースバーのメーカーは不明な状態でしたが、材質はアルミだと思われます。
ハンドルバーのブレースバーを取り付ける位置に、透明テープを貼り付けます。
透明テープを貼付することにより、ブレースバーがハンドルバーを傷付けてしまうことを予防出来、また走行による振動等でブレースバーの取り付け位置がズレてしまうことをある程度防ぐという効果もあります。

透明テープの貼付が終われば、ブレースバー左右の取り付け金具をハンドルバーに仮組みします。仮組みが上手くいかないようであれば、取り付け金具を透明テープ等でハンドルバーに固定してから作業を進めてください(白い矢印の先)。

取り付け金具の仮組みが無事に済めば、次はバー本体を金具に組み付けて、付属の六角ボルトで仮どめしてしまいます(赤い矢印の先)。
六角ボルトによる仮どめが完了すれば、ブレースバーの最終的な位置調整を行います。

ブレースバーの位置に特に問題がなければ、六角ボルトを徐々に増し締めし、ブレースバーをハンドルバーに本格的に固定していきます。ボルトの締め付けトルクに自信がなければ、ある程度締め込んでから、実際にバイクを走行させてみて、ブレースバーがブレなくなるまで、1/4回転づつ締め込んでいけば良いでしょう。

以上でハンドルブレースバーの取り付け作業は全て終了です。