KURE CRC チェーンルブ
メモです。読んで下さいね。
・KURE CRC チェーンルブの最大の魅力は、わざわざバイク用品店に出向かずとも、近所のディスカウントストアやホームセンターで手軽に購入出来るところです。ただし、このチェーンオイルの使用目的は多岐にわたっており、使用対象もバイクだけに限定してはいないということを購入する側も承知しておく必要があるように思います。以下にメーカーが紹介しているこのオイルの特徴をまとめておきました。ちなみに価格の方は容量が80mlのもので600円、180mlのもので800円となっています。

●高純度モリブデン配合。
●ピン・チェーンリングに素早く浸透し、強力な粘着性極圧潤滑被膜を形成。
●極圧剤の作用で、重負荷低速回転時でも優れた耐磨耗性、潤滑効果を発揮。
●シール部分を侵さないので、シールチェーンにも使用可能。
●全ての金属チェーンの潤滑・保護。
このチェーンオイルの特徴の1つとして、まず浸透性の高さが挙げられます。また浸透スピードも驚くほど早いので、オイルを塗付するとすぐにチェーンの各部に浸透していき、あっという間になじんでしまいます。しかし反面バイクのチェーンオイルとしては粘度が圧倒的に不足しており、飛散してしまいやすいという欠点があるので、オイルをチェーンに給油するときには必要以上に塗付しないよう特に配慮する必要があります。また飛散しやすいということは、結果的に給油サイクルの短縮という事態を招くので、バイク専用のオイルに比べて手間隙がかかりますし、あるいはコスト面でも決して有利ではないのかもしれません。

次に特徴として挙げられる点は、オイルの色が配合されているモリブデンのためか黒色をしているということです。このため飛散しやすい上に汚れが目立つといういわば悪循環に陥ってしまいます。バイクのリヤ廻りに明るい色の部品が多い場合には、はっきり言って使用は避けられたほうが良いでしょう。